介護記録|移動・歩行・転倒の書き方と文例40選|「歩行見守り」「ふらつきあり」で終わらせない記録のコツ

介護記録で、移動や歩行について毎日のように書いていると、

「杖歩行・見守り」
「歩行時ふらつきあり」
「転倒注意」
「移乗一部介助」

と、同じような表現になりやすくありませんか?

これらの記録が間違っているわけではありません。

ただ、それだけではどの動作が安定していて、どこに支援が必要なのかが次の職員へ十分に伝わらないことがあります。

例えば「歩行見守り」でも、

・立ち上がり直後だけふらつく
・直線歩行は安定している
・方向転換だけ不安定になる
・歩行器を使えば身体介助はいらない
・午後になると介助量が増える

では、必要な支援はそれぞれ違います。

移動・歩行の介護記録では、単に「歩けた・歩けなかった」を書くのではなく、動作のどの部分に変化があったのかを見ることが大切です。

この記事では、立ち上がり、杖・歩行器、車椅子、移乗、ふらつき、転倒、環境調整、良い変化まで、実際の介護現場を想定した40ケースを紹介します。

→ 利用者が転倒したときの対応を順番に確認する

→ 介護記録全体の書き方と文例200選はこちら

  1. 移動・歩行の介護記録で何を見る?
  2. 「ふらつきあり」で終わらせない
  3. 移動・歩行・転倒の介護記録文例40選
  4. ケース1|普段どおり安定して歩行できた
  5. ケース2|立ち上がり時にふらつきが見られた
  6. ケース3|歩き始めの一歩目が出にくかった
  7. ケース4|歩行中に右足を引きずるような様子が見られた
  8. ケース5|歩行速度が普段より遅かった
  9. ケース6|歩行途中で立ち止まる回数が増えた
  10. ケース7|方向転換時にふらつきが見られた
  11. ケース8|着座時に勢いよく座り込む様子が見られた
  12. ケース9|椅子からの立ち上がりに複数回かかった
  13. ケース10|立ち上がりに身体介助が必要だった
  14. ケース11|手すりを使えば立ち上がれた
  15. ケース12|歩行器を使用して安定して移動できた
  16. ケース13|歩行器を前に押しすぎて身体が遅れた
  17. ケース14|歩行器のブレーキ操作を忘れた
  18. ケース15|杖を置いたまま歩き始めようとした
  19. ケース16|杖のつき方が普段と違った
  20. ケース17|歩行中につまずきそうになった
  21. ケース18|段差で足が止まり、越えるのに時間がかかった
  22. ケース19|車椅子からベッドへの移乗時に足がずれた
  23. ケース20|車椅子へ十分に近づく前に座ろうとした
  24. ケース21|車椅子移動中に足がフットサポートから外れた
  25. ケース22|車椅子を自走中、片側へ寄って進んだ
  26. ケース23|車椅子自走中に疲れて途中で止まった
  27. ケース24|移動時に膝の痛みを訴えた
  28. ケース25|歩行後に息切れが見られた
  29. ケース26|午後になると歩行が不安定になった
  30. ケース27|普段より歩行介助量が増えた
  31. ケース28|普段より介助量が減り、見守りで歩けた
  32. ケース29|歩行できる距離が普段より伸びた
  33. ケース30|同じ距離を途中休息なしで歩けた
  34. ケース31|歩行中に手すりを使用する場面が増えた
  35. ケース32|床の物を避ける際にバランスを崩した
  36. ケース33|狭い場所を通る際に足が止まった
  37. ケース34|人とすれ違う際に立ち止まり、進路が乱れた
  38. ケース35|急いで立ち上がり、そのまま歩き出そうとした
  39. ケース36|トイレを急ぐ場面で歩行が不安定になった
  40. ケース37|実際に転倒し、状態確認を行った
  41. ケース38|転倒後も継続して状態観察を行った
  42. ケース39|環境を見直すことで安全に移動できた
  43. ケース40|移動・歩行の総合記録
  44. 移動・歩行記録では「できない」より「できる条件」を残す
  45. 「転倒リスクあり」だけで終わらせない
  46. 転倒した場合は事実と経過を時系列で残す
  47. 良い変化も移動・歩行記録に残す
  48. 移動・歩行記録で避けたい表現
  49. まとめ|移動記録は「歩けたか」だけを見ない
  50. 介護記録の他の文例も見る
  51. 毎日の介護記録を短時間で整理したい方へ

移動・歩行の介護記録で何を見る?

移動場面では、「歩行」だけを見るのではありません。


立ち上がる
↓
姿勢を整える
↓
杖・歩行器などを使う
↓
歩く
↓
方向を変える
↓
目的地へ近づく
↓
座る

ここまでが一連の移動動作です。

記録では、その日の特徴があった部分を選び、

・実際に見えた動作
・本人の言葉
・行った支援
・支援後の変化
・普段との違い

を組み合わせます。

「ふらつきあり」で終わらせない

「ふらつき」は便利な言葉ですが、それだけでは状態を十分に共有できません。

例えば、

椅子から立ち上がった直後に身体が右側へ傾いたため、職員が体幹を支えた。数秒静止すると姿勢が安定し、その後は杖を使用して見守りで歩行された。

このように、

いつ・どちらへ・どう崩れた・何をした・その後どうなった

まで残すと、次の職員が支援方法をイメージできます。

移動・歩行・転倒の介護記録文例40選

ケース1|普段どおり安定して歩行できた

午前10時頃、自席からトイレまで杖を使用して歩行された。立ち上がりは手すりを使用して自力で行い、歩行中のふらつきやつまずきは見られなかった。普段と同程度の見守りで移動できた。

ポイント:「安定していた日」も、立ち上がり・福祉用具・歩行・普段との比較を一つ入れると具体的になります。

ケース2|立ち上がり時にふらつきが見られた

自席から立ち上がった直後に身体が右側へ傾き、足を一度踏み直す様子が見られた。職員が体幹を支え、数秒静止すると姿勢が安定した。その後は杖を使用して見守りでトイレまで歩行された。

ポイント:ふらついた「瞬間」を具体的に残します。

ケース3|歩き始めの一歩目が出にくかった

立位は保てていたが、歩き始めに一歩目が出にくい様子が見られた。足位置を整え、「右足からゆっくり出しましょう」と声をかけると歩行を開始でき、その後は杖を使用して見守りで移動された。

ケース4|歩行中に右足を引きずるような様子が見られた

廊下歩行時、右足を前へ出す際につま先が床面に近く、数歩にわたり右足を引きずるような様子が見られた。本人から痛みの訴えはなかったが、普段より右側の歩幅が小さかったため、状態を確認しながら見守った。

ケース5|歩行速度が普段より遅かった

杖を使用してトイレへ向かわれたが、普段より歩行速度がゆっくりで、途中で一度立ち止まった。「少し疲れる」と話されたため休息し、その後は見守りでトイレまで歩行された。

ケース6|歩行途中で立ち止まる回数が増えた

食堂までの歩行中に3回立ち止まり、その都度手すりを持って数秒休まれた。「ちょっと休みながら行く」と話され、休息後は自ら歩行を再開された。

ケース7|方向転換時にふらつきが見られた

直線歩行は安定していたが、トイレ入口で右方向へ向きを変えた際に足の運びが細かくなり、身体が左側へ傾いた。職員が体幹を支えて足位置を整えると、その後は安定して移動された。

ケース8|着座時に勢いよく座り込む様子が見られた

椅子との距離がやや離れた状態で着座動作を開始し、臀部が勢いよく下がる様子が見られた。椅子へ近づき肘掛けを使用するよう声をかけると、ゆっくり着座できた。

ケース9|椅子からの立ち上がりに複数回かかった

1回目は身体が十分前方へ移動せず、臀部が少し浮いた後に座位へ戻られた。足位置と前方への体重移動を声かけすると、2回目は肘掛けを使用して自力で立位となった。

ケース10|立ち上がりに身体介助が必要だった

両手で肘掛けを押して臀部を浮かせるところまでは自力で行えたが、立位まで身体を起こす際に介助を要した。職員が体幹を支えることで立位となり、その後は手すりを把持して姿勢を保てた。

ケース11|手すりを使えば立ち上がれた

肘掛けのみでは立位まで至らなかったが、右側の手すりを把持すると、身体を前方へ移動させながら自力で立ち上がることができた。身体介助は要しなかった。

ケース12|歩行器を使用して安定して移動できた

歩行器を両手で把持し、身体との距離を保ちながら歩行された。方向転換時も歩行器を少しずつ操作でき、ふらつきなく見守りで食堂まで移動された。

ケース13|歩行器を前に押しすぎて身体が遅れた

歩行器を前方へ大きく押し出し、身体が後方に残る場面が見られた。「歩行器を身体の近くで進めましょう」と声をかけると位置を修正でき、その後は安定して歩行された。

ケース14|歩行器のブレーキ操作を忘れた

立ち上がり前に歩行器のブレーキが解除されたまま動作を開始しようとされた。「ブレーキを確認しましょう」と声をかけると、左右のブレーキを自ら操作し、固定を確認してから立ち上がられた。

ケース15|杖を置いたまま歩き始めようとした

立ち上がり後、杖を机横に置いたまま歩き始めようとされた。「杖を使いましょう」と声をかけると置き場所を確認し、自ら杖を手に取られた。その後は見守りで歩行された。

ケース16|杖のつき方が普段と違った

普段より杖を身体から前方へ遠くつく場面が見られ、その際に上体が前傾していた。杖を身体の近くにつくよう声をかけると位置を修正でき、その後は安定して歩行された。

ケース17|歩行中につまずきそうになった

歩行中、右足つま先が床面に接触して身体が前方へ傾いた。本人が左足を踏み出して姿勢を立て直し、職員も体幹を支えたため転倒には至らなかった。その後は歩行速度を落として移動された。

ケース18|段差で足が止まり、越えるのに時間がかかった

段差手前で歩行が止まり、右足を上げるまでに時間を要した。段差を指し示し、右足から上げるよう声をかけると、手すりを使用して自力で越えることができた。

ケース19|車椅子からベッドへの移乗時に足がずれた

車椅子から立位となった後、ベッド方向へ向きを変える際に右足が外側へずれ、身体が右側へ傾いた。職員が体幹を支えて足位置を整えると、その後は方向転換して安全に着座できた。

ケース20|車椅子へ十分に近づく前に座ろうとした

車椅子との距離が残った状態で座ろうとされたため、動作を一度止めた。「もう一歩後ろへ下がりましょう」と声をかけると位置を修正し、肘掛けを確認してからゆっくり着座できた。

ケース21|車椅子移動中に足がフットサポートから外れた

車椅子移動中、右足がフットサポートから外れてつま先が床面に接触したため、その場で停止した。右足の位置を整え、両足がフットサポート上にあることを確認してから移動を再開した。

ケース22|車椅子を自走中、片側へ寄って進んだ

車椅子自走中、徐々に左壁側へ寄る場面が見られた。「少し右へ戻しましょう」と声をかけると、自らハンドリムを操作して進行方向を修正し、壁への接触なく食堂まで移動された。

ケース23|車椅子自走中に疲れて途中で止まった

車椅子自走中に操作を止め、「少し疲れた」と話された。約1分休息した後、自ら操作を再開し、職員による駆動介助なく食堂まで移動できた。

ケース24|移動時に膝の痛みを訴えた

杖歩行中、本人より「右膝が少し痛い」と訴えがあった。無理に歩行を続けず休息したが、痛みの訴えが続いたため、本人と相談し残りの距離は車椅子で移動した。

ケース25|歩行後に息切れが見られた

食堂まで歩行後、呼吸が普段より速くなり、「少し息が切れた」と話された。椅子に座って数分休息すると呼吸は落ち着き、その後は息苦しさの訴えなく過ごされた。

ケース26|午後になると歩行が不安定になった

午前中は杖使用・見守りで安定して歩行されていたが、午後は歩幅が小さくなり、方向転換時にふらつきが見られた。「少し疲れた」と話され、帰席時は途中で休息を挟みながら移動された。

ケース27|普段より歩行介助量が増えた

普段は杖使用・見守りで歩行されているが、本日は歩行中に身体が左側へ傾き、体幹を支える介助を要した。方向転換時にもふらつきがあり、普段より介助量が増えていた。

ケース28|普段より介助量が減り、見守りで歩けた

普段は立ち上がり時に体幹を支えることがあるが、本日は肘掛けを使用して自力で立位となった。杖歩行中もふらつきはなく、見守りのみでトイレまで移動できた。

ケース29|歩行できる距離が普段より伸びた

普段は廊下途中まで歩行した後に車椅子へ切り替えることが多いが、本日は杖を使用してその先の食堂まで歩行された。途中で一度休息したが、ふらつきなく見守りで移動できた。

ポイント:このケースは「歩けた距離そのものが伸びたこと」を記録します。

ケース30|同じ距離を途中休息なしで歩けた

普段は食堂までの移動途中で一度休息されることが多いが、本日は立ち止まることなく食堂まで歩行された。到着後も息切れや痛みの訴えはなく、見守りのみで移動できた。

ポイント:ケース29とは分け、こちらは「距離ではなく休息の必要性が減った変化」を残します。

ケース31|歩行中に手すりを使用する場面が増えた

普段は杖のみで廊下を歩行されることが多いが、本日は途中で3回ほど手すりを把持された。手すりを持つと姿勢は安定し、職員による身体介助なくトイレまで移動された。

ケース32|床の物を避ける際にバランスを崩した

床面の物品を避けるため右方向へ進路を変えた際、右足を横へ踏み出した後に身体が右側へ傾いた。職員が体幹を支えて転倒を防ぎ、物品を移動した後は見守りで歩行を再開された。

ケース33|狭い場所を通る際に足が止まった

椅子と壁の間の狭い通路手前で足が止まり、数秒立たれていた。椅子を移動して通路幅を広げ、「ゆっくり進みましょう」と声をかけると歩行を再開し、見守りで通過できた。

ケース34|人とすれ違う際に立ち止まり、進路が乱れた

前方から他利用者が近づくと歩行を止め、その後右側へ大きく避けようとされた。「ここで少し待ちましょう」と声をかけ、相手が通過した後は歩行を再開された。

ケース35|急いで立ち上がり、そのまま歩き出そうとした

自席から立ち上がった直後、姿勢を整える前に歩き始めようとして上体が前方へ傾いた。職員が体幹を支えて一度停止し、数秒立位を保ってもらうと姿勢が安定した。その後は杖を使用して見守りで歩行された。

ケース36|トイレを急ぐ場面で歩行が不安定になった

「トイレに急ぎたい」と話され、普段より速い速度で歩行された。トイレ入口の方向転換時に身体が左側へ傾いたため、体幹を支えながらゆっくり向きを変えるよう声をかけた。その後は足位置を整えて移動できた。

ケース37|実際に転倒し、状態確認を行った

午後2時10分頃、居室前の廊下で右臀部を床についた状態の本人を発見した。すぐに立ち上がらせず、本人の訴えや身体状態を確認した。「右のお尻が少し痛い」と話があり、事業所の事故発生時の手順に沿って必要な報告・確認を行った。

注意:転倒を職員が目撃していない場合は、推測で「○○して転倒した」と書かず、「床に座り込んでいるところを発見した」など、確認できた事実を記録します。

ケース38|転倒後も継続して状態観察を行った

転倒後も状態を確認し、午後3時時点で新たな痛みの訴えはなかった。会話や表情は普段と大きな変化なく、移動時にも新たな違和感の訴えは見られなかった。

ポイント:「転倒後、特変なし」だけで終わらず、何に変化がなかったのかを具体的に残します。

ケース39|環境を見直すことで安全に移動できた

杖が椅子の後方にあり、立位のまま身体をひねって取ろうとする様子が見られた。杖を右前方の手が届く位置へ変更すると、その後は身体を大きくひねらず、自ら杖を手に取って歩行を開始できた。

ケース40|移動・歩行の総合記録

午前10時頃、本人より「トイレに行きたい」と希望があり、自席から移動された。肘掛けを使用して自力で立位となり、杖を使用して歩行された。直線歩行は安定していたが、トイレ入口での方向転換時に歩幅が小さくなったため、ゆっくり向きを変えるよう声をかけた。手すりを使用して着座でき、全体を通して普段と同程度の見守りで移動された。

移動・歩行記録では「できない」より「できる条件」を残す

例えば、

肘掛けのみでは立位まで至らなかったが、右側の手すりを使用すると身体介助なく立ち上がることができた。

これは単なる「立ち上がり困難」とは意味が違います。

手すりがあればできる。

この情報があれば、次の職員も本人の力を活かした支援ができます。

移動記録では、

・何を使えばできたか
・どんな声かけでできたか
・少し休めばできたか
・環境を変えるとできたか

まで残しておくと、支援方法の共有につながります。

「転倒リスクあり」だけで終わらせない

転倒リスクという言葉だけでは、具体的な支援につながりません。

例えば、

直線歩行は安定しているが、右方向への方向転換時に歩幅が小さくなり、身体が左側へ傾くことがある。

と分かれば、職員は方向転換時に重点的に見守れます。

また、

普段は杖のみで歩行しているが、午後は途中で手すりを把持する場面が増えていた。

という情報があれば、時間帯による変化にも注意できます。

「危ない人」と記録するのではなく、「どの動作・どの状況で危険が高まるのか」を記録する。

これが転倒予防につながる介護記録です。

転倒した場合は事実と経過を時系列で残す

転倒が発生した場合、日常の介護記録では、

・発見時刻
・発見場所
・発見時の姿勢
・本人の訴え
・実際に確認した身体状態
・行った対応
・その後の経過

を時系列で整理します。

転倒の原因分析や再発防止策については、事業所の事故報告書等で詳しく整理することがあります。

介護記録ではまず、その後の支援を行う職員が経過を追えることが大切です。

また、転倒後の対応は状況に応じて、事業所の事故対応手順や看護・医療職等の判断に沿って行います。

良い変化も移動・歩行記録に残す

転倒やふらつきだけが記録すべき変化ではありません。

・身体介助が見守りになった
・手すりを使えば自分で立てた
・歩ける距離が伸びた
・途中休息が減った
・方向転換を自分で行えた

といった良い変化も大切です。

普段は立ち上がり時に体幹を支えることがあるが、本日は肘掛けを使用して自力で立位となった。杖歩行もふらつきなく、見守りのみでトイレまで移動できた。

「状態良好」とまとめるのではなく、何ができるようになったのかを具体的に残しましょう。

移動・歩行記録で避けたい表現

× 歩行不安定

ではなく、

方向転換時に身体が左側へ傾く様子が見られた。

× 筋力低下により歩行困難

ではなく、

普段より歩幅が小さく、廊下途中で3回立ち止まる様子が見られた。

× 転倒リスク高い

ではなく、

立ち上がり直後に歩き始めようとすると身体が前方へ傾くことがあり、数秒立位を保つと姿勢が安定した。

評価語だけではなく、その根拠となる動作を書くことが基本です。

まとめ|移動記録は「歩けたか」だけを見ない

移動・歩行の介護記録では、


立ち上がる
↓
姿勢を整える
↓
歩く
↓
方向を変える
↓
目的地へ近づく
↓
座る

という一連の動作を考えます。

そのうえで、

どこまで自分でできたか
どの動作に支援が必要だったか
どんな支援が有効だったか
普段と何が違ったか

を残します。

「杖歩行・見守り」「ふらつきあり」だけで終わらせず、本人の実際の動きが見える記録にしていきましょう。

介護記録の他の文例も見る

介護記録の書き方と文例200選

食事・水分の介護記録文例40選

排泄・トイレの介護記録文例40選

入浴の介護記録文例40選

日中の様子の介護記録文例40選

毎日の介護記録を短時間で整理したい方へ

介護文例ナビでは、その日の状態や支援内容を選びながら介護記録を整理できる無料ツールも公開しています。

文例をそのまま使うだけでなく、実際の利用者の状態に合わせて記録をまとめたいときに活用してください。

→ 介護記録かんたん作成ツールを使う

コメント

タイトルとURLをコピーしました