ケアプラン文例【腰椎圧迫骨折・買い物・荷物運搬】|重い物を避けて役割を続ける第1表・第2表

買い物では歩行だけでなく、商品を低い棚から取る、かごを持つ、荷物を運ぶといった腰への負担が生じます。本人が選ぶ楽しみを残しながら、同行、配達、カート等を組み合わせます。

本記事では、店で自分の目で商品を選び、無理のない量を買いたい。ためのケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 80代女性。退院前は週2回スーパーへ通っていた。現在は息子が買い物を代行しているが、本人は献立や商品を自分で選べないことに不満を感じている。
  • 本人は「店で自分の目で商品を選び、無理のない量を買いたい。」と希望している。
  • 家族は「重い荷物は持たせず、買い物の楽しみは続けてほしい。」と考えている。

治療、活動量、医療機器、動作方法は主治医・看護職・リハビリ職等の評価と指示を確認します。

利用者像の例

  • 80代女性。退院前は週2回スーパーへ通っていた。現在は息子が買い物を代行しているが、本人は献立や商品を自分で選べないことに不満を感じている。
  • 本人は「店で自分の目で商品を選び、無理のない量を買いたい。」と希望している。
  • 家族は「重い荷物は持たせず、買い物の楽しみは続けてほしい。」と考えている。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

店で自分の目で商品を選び、無理のない量を買いたい。

家族の意向

おすすめ文例

重い荷物は持たせず、買い物の楽しみは続けてほしい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

80代女性。退院前は週2回スーパーへ通っていた。現在は息子が買い物を代行しているが、本人は献立や商品を自分で選べないことに不満を感じている。

本人には「店で自分の目で商品を選び、無理のない量を買いたい。」という希望があり、現在行えている方法と生活上の役割を生かす必要がある。

店までの移動、店内距離、休憩場所、棚の高さを確認する。買い物かごを手で持たずカートを使い、重い商品は家族や店員へ依頼する。宅配と店舗利用を本人が選べるようにし、帰宅後の収納も家族と分担する。

総合的な援助の方針

おすすめ文例

本人の商品を選ぶ楽しみと家事役割を尊重し、歩行距離、棚の高さ、荷物重量、送迎や配達の活用を調整して、腰に負担をかけず買い物へ参加できるよう支援します。

別の表現|短めにまとめたい場合

本人の「店で自分の目で商品を選び、無理のない量を買いたい。」という希望を尊重し、家族同行で小型カートを使い、休憩を取りながら必要な商品を選べる。ことを目標に、家族と関係職種で支援方法と状態変化を共有します。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① 重い物を持たず、自分で商品を選ぶ買い物を続けたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

重い物を持たず、自分で商品を選ぶ買い物を続けたい。

長期目標

安全な移動・運搬方法を使い、必要な買い物と地域での活動を継続できる。

短期目標

家族同行で小型カートを使い、休憩を取りながら必要な商品を選べる。

サービス内容

店までの移動、店内距離、休憩場所、棚の高さを確認する。買い物かごを手で持たずカートを使い、重い商品は家族や店員へ依頼する。宅配と店舗利用を本人が選べるようにし、帰宅後の収納も家族と分担する。

課題② 痛みや体調の変化を適切に伝え、安心して療養生活を続けたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

痛みや体調の変化を適切に伝え、安心して療養生活を続けたい。

長期目標

骨折後の状態変化を早期に相談し、必要な医療と介護を受けながら生活を継続できる。

短期目標

痛みの部位・強さ・動作との関係を言葉や記録で伝えられる。

サービス内容

本人が伝えやすい方法で痛み、しびれ、食欲、睡眠、服薬状況を確認し、急な痛みの増強、新たな転倒、下肢症状等がみられた場合は医療職へ速やかに連絡する。

課題③ 家族や支援者と役割を分け、無理なく在宅生活を続けたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

家族や支援者と役割を分け、無理なく在宅生活を続けたい。

長期目標

本人の自立と家族の生活が両立し、必要な支援を継続して受けられる。

短期目標

本人が行うこと、見守ること、支援を依頼することを家族と確認できる。

サービス内容

本人の意思を確認して支援範囲を決め、先回りした全面介助を避ける。家族の負担を確認し、訪問介護、通所系サービス、短期入所等を必要に応じて調整する。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
重い物を持たず、自分で商品を選ぶ買い物を続けたい。安全な移動・運搬方法を使い、必要な買い物と地域での活動を継続できる。家族同行で小型カートを使い、休憩を取りながら必要な商品を選べる。店までの移動、店内距離、休憩場所、棚の高さを確認する。買い物かごを手で持たずカートを使い、重い商品は家族や店員へ依頼する。宅配と店舗利用を本人が選べるようにし、帰宅後の収納も家族と分担する。
痛みや体調の変化を適切に伝え、安心して療養生活を続けたい。骨折後の状態変化を早期に相談し、必要な医療と介護を受けながら生活を継続できる。痛みの部位・強さ・動作との関係を言葉や記録で伝えられる。本人が伝えやすい方法で痛み、しびれ、食欲、睡眠、服薬状況を確認し、急な痛みの増強、新たな転倒、下肢症状等がみられた場合は医療職へ速やかに連絡する。
家族や支援者と役割を分け、無理なく在宅生活を続けたい。本人の自立と家族の生活が両立し、必要な支援を継続して受けられる。本人が行うこと、見守ること、支援を依頼することを家族と確認できる。本人の意思を確認して支援範囲を決め、先回りした全面介助を避ける。家族の負担を確認し、訪問介護、通所系サービス、短期入所等を必要に応じて調整する。

買い物・荷物運搬のケアプラン作成ポイント

本人の希望を確認する

病状だけで決めず、本人が続けたい生活と役割を確認します。

できる動作と方法を生かす

実際に使えている動作、伝達方法、道具、生活上の工夫を計画へ反映します。

変化時の相談を整える

外出時間、歩行距離、痛み、疲労、荷物重量、購入への満足感、翌日の体調を確認します。

文例を使うときのポイント

  • 買い物を代行だけで終わらせず、商品選択、メモ作成、会計など本人が参加できる工程を明確にします。
  • 家族の不安と負担にも配慮します。
  • 本人の体調、意思、満足感を継続して確認します。

まとめ

本人の商品を選ぶ楽しみと家事役割を尊重し、歩行距離、棚の高さ、荷物重量、送迎や配達の活用を調整して、腰に負担をかけず買い物へ参加できるよう支援します。

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