ICFで考える生活課題整理シート|介護・ケアマネ実務で使えるA4無料PDF

アセスメントをしていると、疾患やADLの情報は集まっていても、「本人がどのような生活を続けたいのか」「何が生活上の課題なのか」が整理しにくいことがあります。

このページでは、ICFの考え方を参考にしながら、健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、本人の強みなどを1枚で整理できる「ICFで考える生活課題整理シート」を掲載しています。

A4 | 1ページ | PDF | 無料

ICFで考える生活課題整理シート

このシートでは、「できないこと」だけを見るのではなく、本人ができていること、生活上の役割、周囲の支援、住環境、本人の希望などを一緒に整理できます。

アセスメント時のメモ、ケアプラン作成前の情報整理、サービス担当者会議前のケース整理などに使用し、そのまま事業所内の確認資料として保存することもできます。

ICFで考える生活課題整理シート

こんな場面で使えます

  • 初回アセスメントの情報を整理するとき
  • ケアプラン作成前に生活課題を考えるとき
  • 本人の強みや役割を整理するとき
  • サービス担当者会議前にケースを整理するとき
  • 支援が身体機能だけに偏っていないか見直すとき
  • 新人職員やケアマネジャーへのICFの説明・OJT

生活課題を整理するときのポイント

本人が望む生活から考える

最初に確認したいのは、本人がこれからも続けたい生活や、大切にしていることです。

「歩けるようになる」「筋力をつける」といった機能面だけでなく、買い物へ行きたい、家事を続けたい、家族と出かけたいなど、その人にとって意味のある生活場面まで整理します。

心身機能だけで判断しない

同じ身体機能の状態でも、住環境や家族の支援、福祉用具の有無によって、実際にできる生活は変わります。

身体機能の低下だけを課題として見るのではなく、その状態が生活上の活動や社会参加にどのように影響しているかを確認します。

環境が助けになっているか、妨げになっているか

家族、近隣との関係、住宅環境、福祉用具、介護サービスなどは、本人の生活を支える要因にも、生活しにくさにつながる要因にもなります。

本人自身の能力だけではなく、環境を調整することでできることが増えないかという視点も大切です。

本人の強みを支援に活かす

アセスメントでは、困っていることやできなくなったことに目が向きやすくなります。

一方で、本人が現在できていること、長年続けてきたこと、本人なりの工夫、家族や地域とのつながりなどは、支援を考えるうえで大切な資源になります。

アセスメントのメモから支援方針の整理まで1枚で

この整理シートでは、健康状態、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子・強みなどを書き込みながら、最後に「生活上の課題」と「支援の方向」を整理できます。

アセスメント中に気づいたことを書き留め、ケアプラン作成時やサービス担当者会議前に見返すことで、情報を集めるだけで終わらず、本人の生活につながる支援を考えやすくなります。

ICFは項目を埋めるために使うのではなく、本人の生活を「できないこと」だけで見ないための視点として活用することが大切です。

関連する実務資料・文例

本資料は、アセスメントや生活課題の整理を補助するための実務資料です。正式なアセスメント様式や法定書類を置き換えるものではありません。利用者本人の状態、生活環境、本人・家族の意向、所属事業所の運用に合わせて使用してください。

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