ケアプラン文例【変形性膝関節症・杖・歩行器】|自分に合う補助具を使う第1表・第2表の記入例

杖や歩行器を勧められても、本人が年寄りに見えると感じて使わず、痛みや転倒リスクが高まることがあります。

本記事では、本人が目的と使い方を理解し、場面に合う歩行補助具を選んで移動するケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 屋外で膝痛とふらつきがあるが、杖を人前で使うことに抵抗がある。
  • 室内は独歩でき、屋外では杖を使うと歩行が安定する。
  • 妻は転倒を恐れ、常に歩行器を使うよう求めている。

杖・歩行器の種類、高さ、使用場面は理学療法士等の実地評価を確認する。

利用者像の例

  • 79歳男性。変形性膝関節症で、妻と二人暮らし。
  • 屋外で膝痛とふらつきがあるが、杖を人前で使うことに抵抗がある。
  • 室内は独歩でき、屋外では杖を使うと歩行が安定する。
  • 妻は転倒を恐れ、常に歩行器を使うよう求めている。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

必要な場所では道具を使い、自分の足で出かけたい。

家族の意向

おすすめ文例

本人が納得できる道具と使い分けを知りたい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

室内は独歩でき、屋外では杖を使うと歩行が安定する。

屋外で膝痛とふらつきがあるが、杖を人前で使うことに抵抗がある。 妻は転倒を恐れ、常に歩行器を使うよう求めている。

室内・近距離・長距離で補助具を使い分け、本人が効果を実感できる練習を行う

総合的な援助の方針

おすすめ文例

本人の「必要な場所では道具を使い、自分の足で出かけたい。」という希望と現在行えている動作を尊重し、室内・近距離・長距離で補助具を使い分け、本人が効果を実感できる練習を行う。家族は道具の使用を強制せず、本人と確認した場面で安全を見守る。補助具使用時の痛み、安定性、疲労、本人の受け止めを医療・介護職で共有し、体調や生活状況に合わせて支援方法を調整する。

別の表現|短めにまとめたい場合

専門職と確認した補助具を場面ごとに使い分け、本人が納得して歩けるよう支援する。家族は道具の使用を強制せず、本人と確認した場面で安全を見守る。補助具使用時の痛み、安定性、疲労、本人の受け止めを関係職種で共有する。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① 必要な場面で道具を使って歩きたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

必要な場面で道具を使って歩きたい。

長期目標

場面に合う補助具で移動を続けられる。

短期目標

屋外では確認した杖を正しく使える。

サービス内容

理学療法士等が補助具の高さと使用方法を評価する。

課題② 自分に合う使い分けを知りたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

自分に合う使い分けを知りたい。

長期目標

距離と体調に応じて杖・歩行器を選べる。

短期目標

外出先と歩行距離を確認して道具を選べる。

サービス内容

家族と支援者が本人の選択を尊重し準備を補う。

課題③ 安全に使えているか確認したい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

安全に使えているか確認したい。

長期目標

補助具の状態と歩行方法を定期的に見直せる。

短期目標

先ゴムやブレーキの状態を確認できる。

サービス内容

福祉用具専門相談員等が定期点検と調整を行う。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
必要な場面で道具を使って歩きたい。場面に合う補助具で移動を続けられる。屋外では確認した杖を正しく使える。理学療法士等が補助具の高さと使用方法を評価する。
自分に合う使い分けを知りたい。距離と体調に応じて杖・歩行器を選べる。外出先と歩行距離を確認して道具を選べる。家族と支援者が本人の選択を尊重し準備を補う。
安全に使えているか確認したい。補助具の状態と歩行方法を定期的に見直せる。先ゴムやブレーキの状態を確認できる。福祉用具専門相談員等が定期点検と調整を行う。

杖・歩行器を使うケアプラン作成ポイント

本人の希望を確認する

病状だけで決めず、本人が続けたい生活と役割を確認する。

できる動作を活かす

実際に使えている方法や能力を計画へ反映する。

変化時の相談を整える

家族・サービス・医療職で観察項目と連絡方法を共有する。

文例を使うときのポイント

  • 杖・歩行器の種類、高さ、使用場面は理学療法士等の実地評価を確認する。
  • 家族の不安と負担にも配慮する。
  • 本人の体調と満足感を継続して確認する。

まとめ

歩行補助具の支援では、道具を一律に押しつけず、本人が目的と効果を理解して場面に合う物を選べることが大切です。

関連するケアプラン文例

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