要介護3の利用者では、移動・入浴・排泄・更衣などの日常生活動作に介助が必要となる場面が増え、転倒や体調変化への配慮も重要になります。通所介護計画書では、本人のできることを活かしながら、安全に生活を続けられるよう目標やサービス内容を整理することが大切です。この記事では、要介護3の利用者を想定した通所介護計画書の文例を紹介します。
要介護3の通所介護計画書を作成するポイント
要介護3では、移動・入浴・排泄・更衣などの日常生活動作に介助が必要となる場面が増える一方、本人が自分で行える動作や役割も残っていることがあります。計画書では、介助量の多さだけに目を向けず、本人の残存能力や希望を踏まえて、できることを継続できるよう支援目標を設定することが大切です。
利用者像の例
・要介護3
・家族と同居
・屋内移動は歩行器を使用し、見守りまたは一部介助が必要
・立ち上がりや方向転換時にふらつきがみられる
・入浴・更衣・排泄動作の一部に介助が必要
・本人は「できることは自分で続けたい」と希望している
本人・家族の意向
本人の意向
できることは自分で続けながら、できる限り自宅で生活を続けたい。
家族の意向
安全に過ごせるよう必要な介助を受けながら、今の生活を続けてほしい。
長期目標の文例
住み慣れた自宅で、必要な介助を受けながら安心して生活を継続できる。
現在の身体機能をできる限り維持し、安全に移動できる。
できることを継続しながら、日常生活の中で本人らしい役割を保つことができる。
短期目標の文例
歩行器や手すりを使用し、見守りまたは一部介助で安全に移動できる。
立ち上がりや方向転換時のふらつきを減らし、安定して動作できる。
入浴・更衣・排泄時に必要な介助を受けながら、安全に動作できる。
サービス内容の文例
通所介護を利用し、入浴・排泄・更衣など必要な場面で介助を受けながら、安全に日常生活動作を行えるよう支援する。
歩行器や手すりを活用し、立ち上がり・歩行・方向転換などの動作練習を行い、移動能力の維持を図る。
本人ができる動作は可能な範囲で継続できるよう見守り、必要な部分のみ介助することで自立支援につなげる。
まとめ
要介護3の通所介護計画書では、介助が必要な場面が増えていても、本人ができることや続けたい生活を丁寧に捉えることが大切です。移動・入浴・排泄・更衣などの安全面に配慮しながら、残存能力を活かした目標やサービス内容を設定することで、本人らしい生活の継続につながる計画書になります。



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