通所介護計画書の文例【要介護5】|長期目標・短期目標・サービス内容の記入例

要介護5の利用者では、移動・入浴・排泄・更衣・食事など、日常生活の多くの場面で介助が必要となるケースがあります。通所介護計画書では、安全な介助や健康状態への配慮に加えて、本人の意思や反応、残されている能力を丁寧に捉え、その人らしい生活を支える視点が重要です。この記事では、要介護5の利用者を想定した長期目標・短期目標・サービス内容の文例を紹介します。

要介護5の通所介護計画書を作成するポイント

要介護5では、日常生活のほぼ全般に介助が必要となる場合がありますが、本人が行える動作や意思表示まで失われているとは限りません。表情や発語、手足の動き、食事動作など、その人に残されている力を把握し、安全・安楽に配慮しながら維持できるよう支援することが大切です。また、本人だけでなく家族の介護負担や希望も踏まえて計画を作成します。

利用者像の例

・要介護5
・家族と同居
・移動は車いすを使用し、移乗は全介助
・入浴、更衣、排泄に全面的な介助が必要
・食事は一部介助にて摂取可能
・言葉での意思表示は少ないが、表情や反応で意思を示すことがある
・家族は「穏やかに自宅での生活を続けてほしい」と希望している

本人・家族の意向

本人の意向

安心できる環境で、無理なく穏やかに過ごしたい。

家族の意向

体調に配慮しながら、安全に過ごし、できる限り自宅での生活を続けてほしい。

長期目標の文例

必要な介助を受けながら、安心して在宅生活を継続できる。

現在の心身機能をできる限り維持し、安楽に日常生活を送ることができる。

本人の表情や反応を尊重しながら、その人らしく穏やかに生活できる。

短期目標の文例

適切な介助を受けながら、安全に移乗や姿勢変換を行うことができる。

体調や疲労に配慮しながら、離床して過ごす時間を確保できる。

食事や活動の場面で、本人の反応やできる動作を活かしながら参加できる。

サービス内容の文例

通所介護利用中は健康状態を確認し、体調変化に配慮しながら安全に過ごせるよう支援する。

移乗・排泄・入浴・更衣などの介助を本人の身体状況に合わせて行い、身体的負担の軽減と安全確保を図る。

無理のない範囲で離床や座位保持、関節運動などを行い、現在の身体機能の維持と安楽な生活につなげる。

まとめ

要介護5の通所介護計画書では、介助が必要な状態だけを見るのではなく、本人の表情や反応、残されている動作、生活上の希望を丁寧に捉えることが重要です。安全・安楽への配慮を基本としながら、本人の力を活かした目標とサービス内容を設定することで、その人らしい生活を支える計画書につながります。

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