ケアプラン文例【変形性膝関節症・痛みの波・活動調整】|無理なく動く第1表・第2表の記入例

膝の痛みは日や時間帯によって変化し、痛みが少ない日に動きすぎて翌日の生活へ影響することがあります。

本記事では、本人が痛みの変化を確かめ、活動と休憩を調整しながら生活するケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 痛みが少ない日に庭仕事を続け、翌日は歩行が難しくなる。
  • 作業時間を決めれば座位中心の庭仕事を行える。
  • 妻は悪化を恐れて庭仕事をすべて止めている。

疼痛管理、活動量、運動方法は主治医・リハビリ職等の評価を確認する。

利用者像の例

  • 80歳男性。変形性膝関節症で、妻と二人暮らし。
  • 痛みが少ない日に庭仕事を続け、翌日は歩行が難しくなる。
  • 作業時間を決めれば座位中心の庭仕事を行える。
  • 妻は悪化を恐れて庭仕事をすべて止めている。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

膝に無理をさせず、好きな庭の手入れを少し続けたい。

家族の意向

おすすめ文例

痛みを悪化させない時間と休み方を一緒に決めたい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

作業時間を決めれば座位中心の庭仕事を行える。

痛みが少ない日に庭仕事を続け、翌日は歩行が難しくなる。 妻は悪化を恐れて庭仕事をすべて止めている。

作業時間、姿勢、休憩、翌日の状態を記録し、本人が活動量を選べるようにする

総合的な援助の方針

おすすめ文例

本人の「膝に無理をさせず、好きな庭の手入れを少し続けたい。」という希望と現在行えている動作を尊重し、作業時間、姿勢、休憩、翌日の状態を記録し、本人が活動量を選べるようにする。家族は活動を禁止せず、重い物や長時間作業を補う。作業中、当日夜、翌日の痛みと腫れ、歩行状態を医療・介護職で共有し、体調や生活状況に合わせて支援方法を調整する。

別の表現|短めにまとめたい場合

活動時間を決めて休憩を取り、翌日の痛みも確認しながら本人の楽しみを支援する。家族は活動を禁止せず、重い物や長時間作業を補う。作業中、当日夜、翌日の痛みと腫れ、歩行状態を関係職種で共有する。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① 痛みを悪化させず庭仕事を続けたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

痛みを悪化させず庭仕事を続けたい。

長期目標

体調に合わせて好きな活動を継続できる。

短期目標

座位で短時間の作業を行い決めた時間で休める。

サービス内容

リハビリ職等が姿勢、作業時間、休憩方法を確認する。

課題② 翌日の状態も見ながら活動量を調整したい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

翌日の状態も見ながら活動量を調整したい。

長期目標

痛みの経過に応じて作業量を変更できる。

短期目標

当日と翌日の痛みを簡単に記録できる。

サービス内容

家族と支援者が記録を確認し無理のない量を相談する。

課題③ 痛みの変化を医療職へ伝えたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

痛みの変化を医療職へ伝えたい。

長期目標

症状変化を共有し必要な相談ができる。

短期目標

強い痛みや腫れを家族へ伝えられる。

サービス内容

医療・介護職が活動量と症状を共有する。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
痛みを悪化させず庭仕事を続けたい。体調に合わせて好きな活動を継続できる。座位で短時間の作業を行い決めた時間で休める。リハビリ職等が姿勢、作業時間、休憩方法を確認する。
翌日の状態も見ながら活動量を調整したい。痛みの経過に応じて作業量を変更できる。当日と翌日の痛みを簡単に記録できる。家族と支援者が記録を確認し無理のない量を相談する。
痛みの変化を医療職へ伝えたい。症状変化を共有し必要な相談ができる。強い痛みや腫れを家族へ伝えられる。医療・介護職が活動量と症状を共有する。

膝痛の波と活動調整のケアプラン作成ポイント

本人の希望を確認する

病状だけで決めず、本人が続けたい生活と役割を確認する。

できる動作を活かす

実際に使えている方法や能力を計画へ反映する。

変化時の相談を整える

家族・サービス・医療職で観察項目と連絡方法を共有する。

文例を使うときのポイント

  • 疼痛管理、活動量、運動方法は主治医・リハビリ職等の評価を確認する。
  • 家族の不安と負担にも配慮する。
  • 本人の体調と満足感を継続して確認する。

まとめ

膝痛が変動する人への支援では、その場の痛みだけでなく翌日の状態も確認し、本人が大切にする活動を適量で続けることが大切です。

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