ケアプラン文例【血液透析・通院・送迎】|安全に透析へ通う第1表・第2表の記入例

血液透析は定期的な通院が必要であり、送迎時間、乗降、透析後の疲労が本人と家族の大きな負担になることがあります。

本記事では、本人の移動能力と体調に合わせ、透析施設へ安全に通い続けるケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 週3回の透析通院が必要である。
  • 杖で歩けるが、透析後は乗降時にふらつく。
  • 家族送迎が難しい曜日があり、通院継続に不安がある。

透析の日時や治療内容は透析施設の指示に従い、送迎中の体調変化と緊急時対応を事前に共有する。

利用者像の例

  • 78歳男性。週3回の血液透析を受け、娘と同居。
  • 行きは杖で乗車できるが、帰りは疲労とふらつきがある。
  • 娘は勤務のため毎回の送迎が難しい。
  • 透析施設の送迎と介護タクシーの利用を検討している。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

家族に負担をかけすぎず、決まった透析へ安全に通いたい。

家族の意向

おすすめ文例

仕事を続けながら、本人が休まず通院できる方法を整えたい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

本人は杖で乗降でき、必要な介助を言葉で伝えられる。

透析後のふらつきと家族の送迎負担により、安定した通院手段が確保されていない。

曜日ごとの送迎方法、乗降介助、待機場所、緊急連絡を具体化する必要がある。

総合的な援助の方針

おすすめ文例

本人が家族へ負担をかけすぎず透析へ通い続けたい意向と杖で移動できる力を活かし、透析日ごとに家族、透析施設の送迎、介護タクシー等の利用方法を整理して本人が予定を確認できるよう支援するとともに、行きと帰りの体調差を踏まえて帰宅時は乗降介助と玄関までの見守りを確保し、遅延、欠席、透析後のふらつきや出血等がある場合の連絡先を家族・送迎者・透析施設で共有して安全な通院を継続する。

別の表現|短めにまとめたい場合

曜日ごとの送迎方法を整え、透析後の疲労に合わせて乗降と帰宅時の見守りを確保する。送迎者・家族・透析施設で緊急連絡方法を共有する。

第2表の文例

送迎手段だけでなく、透析後の体調と帰宅後の安全まで計画します。

課題① 決まった日に安全に透析へ通いたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

決まった日に安全に透析へ通いたい。

長期目標

安定した送迎方法で透析通院を継続できる。

短期目標

曜日ごとの送迎予定を確認し、時間までに準備できる。

サービス内容

ケアマネジャー等が家族、透析施設、移送サービスの予定を調整する。

課題② 透析後のふらつきに配慮して帰宅したい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

透析後のふらつきに配慮して帰宅したい。

長期目標

体調に合う介助を受けて安全に乗降・帰宅できる。

短期目標

帰りは必要な介助を送迎者へ伝えられる。

サービス内容

送迎者が透析後の状態を確認し、乗降と玄関までの移動を支援する。

課題③ 通院できない時は早めに相談したい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

通院できない時は早めに相談したい。

長期目標

体調や送迎の問題がある時に適切な連絡ができる。

短期目標

欠席や遅延時の連絡先を確認できる。

サービス内容

家族・送迎者・透析施設が連絡順と緊急時対応を共有する。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
決まった日に安全に透析へ通いたい。安定した送迎方法で透析通院を継続できる。曜日ごとの送迎予定を確認し、時間までに準備できる。ケアマネジャー等が家族、透析施設、移送サービスの予定を調整する。
透析後のふらつきに配慮して帰宅したい。体調に合う介助を受けて安全に乗降・帰宅できる。帰りは必要な介助を送迎者へ伝えられる。送迎者が透析後の状態を確認し、乗降と玄関までの移動を支援する。
通院できない時は早めに相談したい。体調や送迎の問題がある時に適切な連絡ができる。欠席や遅延時の連絡先を確認できる。家族・送迎者・透析施設が連絡順と緊急時対応を共有する。

透析通院と送迎のケアプラン作成ポイント

往復で状態を分ける

行きと透析後では必要な介助が異なることを計画に反映する。

曜日ごとに整える

家族と複数の送迎手段を無理なく組み合わせる。

連絡先を共有する

欠席、遅延、体調悪化時の連絡順を明確にする。

文例を使うときのポイント

  • 透析施設の送迎条件を確認する。
  • 車両乗降と自宅玄関の段差を評価する。
  • 家族の就労と負担にも配慮する。

まとめ

透析通院の支援では、安定した送迎手段と透析後の体調に合う介助を組み合わせ、本人と家族が無理なく治療を継続できることが大切です。

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