ケアプラン文例【通所介護・送迎・乗降不安】|生活につながる第1表・第2表

送迎車の段差が怖い方には、玄関から座席までの動作と必要な介助を確認します。この記事では、手すりで片足ずつ昇降できる方が囲碁に通うための車両・待機・受け渡しの支援を、第1表・第2表で示します。

本記事では、送迎・乗降不安を扱う架空事例のケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 70代男性。杖歩行で妻と同居。送迎車の段差が怖いが、手すりがあれば片足ずつ昇降できる。
  • 本人は「車に安全に乗って、デイの囲碁に行きたい。」と希望している。
  • 家族は「送迎時に転ばず、安心して送り出したい。」と考えている。

サービスの利用可否・提供範囲・医療的支援は、保険者、事業所、主治医等へ確認します。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

車に安全に乗って、デイの囲碁に行きたい。

家族の意向

おすすめ文例

送迎時に転ばず、安心して送り出したい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

70代男性。杖歩行で妻と同居。送迎車の段差が怖いが、手すりがあれば片足ずつ昇降できる。

車両と玄関の段差が不安を強め、本人ができる昇降方法と統一した介助が必要である。

職員が車両段差と身体機能を確認し、適した車両・補助具・介助人数を設定する。

総合的な援助の方針

おすすめ文例

囲碁に通いたい本人の希望を実現できるよう、通所介護が玄関から車内までの動線と乗降動作を評価し、本人・家族・送迎職員で手すり・足順・介助位置を統一して安心して通える移動を支えます。

別の表現|短めにまとめたい場合

玄関から座席までの動作を整え、本人が安全な送迎を利用して囲碁を続けられるようにします。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① 安全に車へ乗りたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

安全に車へ乗りたい。

長期目標

必要な介助で送迎車を利用できる。

短期目標

手すりと足順を確認して乗降できる。

サービス内容

職員が車両段差と身体機能を確認し、適した車両・補助具・介助人数を設定する。

課題② 待ち時間も安心して過ごしたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

待ち時間も安心して過ごしたい。

長期目標

迎えまで落ち着いて準備できる。

短期目標

屋内で座って到着を待てる。

サービス内容

送迎時間の連絡方法と待機場所を家族と決め、屋外での長時間待機を避ける。

課題③ 帰宅後も安全に家へ入りたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

帰宅後も安全に家へ入りたい。

長期目標

受け渡しを含む移動の安全を保てる。

短期目標

玄関内の定位置まで移動できる。

サービス内容

家族との受け渡し方法、鍵、杖、荷物を確認し、往復で統一した支援を行う。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
安全に車へ乗りたい。必要な介助で送迎車を利用できる。手すりと足順を確認して乗降できる。職員が車両段差と身体機能を確認し、適した車両・補助具・介助人数を設定する。
待ち時間も安心して過ごしたい。迎えまで落ち着いて準備できる。屋内で座って到着を待てる。送迎時間の連絡方法と待機場所を家族と決め、屋外での長時間待機を避ける。
帰宅後も安全に家へ入りたい。受け渡しを含む移動の安全を保てる。玄関内の定位置まで移動できる。家族との受け渡し方法、鍵、杖、荷物を確認し、往復で統一した支援を行う。

通所介護のケアプラン作成ポイント

本人の生活目標から位置づける

サービス利用自体を目標にせず、本人が続けたい暮らし、役割、参加を確認します。

本人ができることを生かす

本人の能力と工夫を具体的に評価し、サービスによる代行や過介助を避けます。

関係者の役割を共有する

送迎職員は足が止まる段差、手すりの使い方、支えた工程、不安の訴えを往復別に記録します。妻とは待機時間と玄関内までの受け渡しを確認します。行きは安定しても帰りに疲れて介助が増える場合は、車両や介助人数・手順を見直し、担当交代時も同じ条件で対応できるよう共有します。

文例を使うときのポイント

  • 乗車だけでなく降車後の玄関、家族不在時の受け渡し、帰宅時の疲労も評価します。
  • 本人と家族の意向を分けて確認します。
  • 体調・生活・サービス提供状況の変化に応じて見直します。

まとめ

送迎時は玄関から座席までの足順、手すり操作、介助量を確認します。乗降への不安やふらつきを基に、送迎職員と家族で介助位置をそろえます。

関連するケアプラン文例

コメント

タイトルとURLをコピーしました