ケアプラン文例【関節リウマチ・朝のこわばり・起き上がり】|朝の動作を整える第1表・第2表の記入例

関節リウマチでは朝のこわばりにより、起き上がりや立ち上がりが難しく、朝の支度に時間がかかることがあります。

本記事では、本人がこわばりの程度を確かめ、無理のない手順で起床後の動作を進めるケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 朝は全身のこわばりが強く、急いで立つとふらつく。
  • ベッド柵を使い、段階を踏めば自分で端座位になれる。
  • 妻は転倒を恐れ、起床時に強く引き上げている。

こわばりや疼痛への対応、運動方法は主治医・リハビリ職等の指示を確認する。

利用者像の例

  • 79歳男性。関節リウマチで、妻と二人暮らし。
  • 朝は全身のこわばりが強く、急いで立つとふらつく。
  • ベッド柵を使い、段階を踏めば自分で端座位になれる。
  • 妻は転倒を恐れ、起床時に強く引き上げている。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

朝は急がず、自分の力を使って起きたい。

家族の意向

おすすめ文例

安全な介助方法を知り、本人ができる動きを待ちたい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

ベッド柵を使い、段階を踏めば自分で端座位になれる。

朝は全身のこわばりが強く、急いで立つとふらつく。 妻は転倒を恐れ、起床時に強く引き上げている。

起床時間に余裕を持ち、寝返り・端座位・立位を分けて、支持物と休憩を取り入れる

総合的な援助の方針

おすすめ文例

本人の「朝は急がず、自分の力を使って起きたい。」という希望と現在行えている動作を尊重し、起床時間に余裕を持ち、寝返り・端座位・立位を分けて、支持物と休憩を取り入れる。家族は腕を強く引かず、本人が体勢を整えるまで見守って必要時のみ支える。朝のこわばりの長さ、痛み、ふらつきの変化を医療・介護職で共有し、体調や生活状況に合わせて支援方法を調整する。

別の表現|短めにまとめたい場合

起床動作を段階に分け、支持物と休憩を使って本人の力で起きられるよう支援する。家族は腕を強く引かず、本人が体勢を整えるまで見守って必要時のみ支える。朝のこわばりの長さ、痛み、ふらつきの変化を関係職種で共有する。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① 朝のこわばりに合わせてゆっくり起きたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

朝のこわばりに合わせてゆっくり起きたい。

長期目標

安全な手順で起床できる。

短期目標

寝返り、端座位、立位を一動作ずつ行える。

サービス内容

リハビリ職等が起床手順と支持物の位置を確認する。

課題② 転倒せず朝の支度を始めたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

転倒せず朝の支度を始めたい。

長期目標

ふらつきに注意して身支度へ移れる。

短期目標

端座位で体調を確認してから立ち上がれる。

サービス内容

家族が本人の動きを待ち、必要時のみ介助する。

課題③ 朝の状態の変化を相談したい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

朝の状態の変化を相談したい。

長期目標

こわばりや痛みの変化を医療職へ伝えられる。

短期目標

症状が続く時間を記録または説明できる。

サービス内容

訪問看護等が症状を確認し、主治医へ情報提供する。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
朝のこわばりに合わせてゆっくり起きたい。安全な手順で起床できる。寝返り、端座位、立位を一動作ずつ行える。リハビリ職等が起床手順と支持物の位置を確認する。
転倒せず朝の支度を始めたい。ふらつきに注意して身支度へ移れる。端座位で体調を確認してから立ち上がれる。家族が本人の動きを待ち、必要時のみ介助する。
朝の状態の変化を相談したい。こわばりや痛みの変化を医療職へ伝えられる。症状が続く時間を記録または説明できる。訪問看護等が症状を確認し、主治医へ情報提供する。

朝のこわばりと起き上がりのケアプラン作成ポイント

本人の希望を確認する

病状だけで決めず、本人が続けたい生活と役割を確認する。

できる動作を活かす

実際に使えている方法や能力を計画へ反映する。

変化時の相談を整える

家族・サービス・医療職で観察項目と連絡方法を共有する。

文例を使うときのポイント

  • こわばりや疼痛への対応、運動方法は主治医・リハビリ職等の指示を確認する。
  • 家族の不安と負担にも配慮する。
  • 本人の体調と満足感を継続して確認する。

まとめ

朝のこわばりがある場合は、動作を段階に分けて時間の余裕をつくり、本人の力を活かすことが大切です。

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