ケアプラン文例【変形性膝関節症・排泄動作】|トイレで立ち座りする第1表・第2表の記入例

膝の痛みがあると便座からの立ち上がりや衣類操作が不安定となり、排泄を我慢したり家族の介助が増えたりします。

本記事では、本人が手すりと足位置を工夫し、できる排泄動作を続けるケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 低い便座から立つ時に膝痛が強く、衣類操作を急ぐとふらつく。
  • 手すりと適切な便座高があれば立ち上がり、衣類操作ができる。
  • 娘は転倒を恐れ、排泄のたびに全面介助している。

便座高、手すり、立ち上がり方法は身体機能と住宅環境をリハビリ職等が評価する。

利用者像の例

  • 83歳女性。変形性膝関節症で、娘と同居。
  • 低い便座から立つ時に膝痛が強く、衣類操作を急ぐとふらつく。
  • 手すりと適切な便座高があれば立ち上がり、衣類操作ができる。
  • 娘は転倒を恐れ、排泄のたびに全面介助している。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

トイレではできる動作を自分で行いたい。

家族の意向

おすすめ文例

安全な環境を整え、必要なところだけ手伝いたい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

手すりと適切な便座高があれば立ち上がり、衣類操作ができる。

低い便座から立つ時に膝痛が強く、衣類操作を急ぐとふらつく。 娘は転倒を恐れ、排泄のたびに全面介助している。

便座高と手すりを整え、足位置、衣類、動作順序を本人が行いやすい形にする

総合的な援助の方針

おすすめ文例

本人の「トイレではできる動作を自分で行いたい。」という希望と現在行えている動作を尊重し、便座高と手すりを整え、足位置、衣類、動作順序を本人が行いやすい形にする。家族は本人の立ち上がりを待ち、ふらつきや難しい衣類操作のみ補う。立ち上がり時の痛み、ふらつき、排泄を我慢する状況を医療・介護職で共有し、体調や生活状況に合わせて支援方法を調整する。

別の表現|短めにまとめたい場合

便座高と手すりを整え、本人が立ち上がりと衣類操作を続けられるよう支援する。家族は本人の立ち上がりを待ち、ふらつきや難しい衣類操作のみ補う。立ち上がり時の痛み、ふらつき、排泄を我慢する状況を関係職種で共有する。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① トイレで自分で立ち座りしたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

トイレで自分で立ち座りしたい。

長期目標

安全に排泄動作を続けられる。

短期目標

手すりを使い足位置を整えて立ち上がれる。

サービス内容

リハビリ職等が便座高、手すり、動作を確認する。

課題② 衣類を自分で上げ下げしたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

衣類を自分で上げ下げしたい。

長期目標

できる衣類操作を保ち排泄の自立度を維持できる。

短期目標

安定した立位で扱いやすい衣類を操作できる。

サービス内容

家族・介護職が衣類を工夫し難しい部分のみ支援する。

課題③ 急がずトイレへ行きたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

急がずトイレへ行きたい。

長期目標

排泄を我慢せず余裕を持って移動できる。

短期目標

尿意を感じたら早めに移動を始められる。

サービス内容

家族と支援者が動線を整え本人の速度を尊重する。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
トイレで自分で立ち座りしたい。安全に排泄動作を続けられる。手すりを使い足位置を整えて立ち上がれる。リハビリ職等が便座高、手すり、動作を確認する。
衣類を自分で上げ下げしたい。できる衣類操作を保ち排泄の自立度を維持できる。安定した立位で扱いやすい衣類を操作できる。家族・介護職が衣類を工夫し難しい部分のみ支援する。
急がずトイレへ行きたい。排泄を我慢せず余裕を持って移動できる。尿意を感じたら早めに移動を始められる。家族と支援者が動線を整え本人の速度を尊重する。

変形性膝関節症と排泄動作のケアプラン作成ポイント

本人の希望を確認する

病状だけで決めず、本人が続けたい生活と役割を確認する。

できる動作を活かす

実際に使えている方法や能力を計画へ反映する。

変化時の相談を整える

家族・サービス・医療職で観察項目と連絡方法を共有する。

文例を使うときのポイント

  • 便座高、手すり、立ち上がり方法は身体機能と住宅環境をリハビリ職等が評価する。
  • 家族の不安と負担にも配慮する。
  • 本人の体調と満足感を継続して確認する。

まとめ

排泄支援では、便座高と手すり、衣類を整え、本人ができる立ち座りと衣類操作を残すことが大切です。

関連するケアプラン文例

  • 変形性膝関節症・入浴
  • 変形性膝関節症・買い物
  • 変形性膝関節症・活動調整

変形性膝関節症のケアプラン文例一覧へ戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました