欠席理由が体調不良か予定忘れか把握できない場合があり、本人が使える予定確認と不在時の連絡手順を組み合わせる必要がある。 通所介護での支援を自宅の生活へつなげ、本人が何を続けたいかを軸に計画を組み立てます。
本記事では、独居・欠席時の連絡を扱う架空事例のケアプラン文例を紹介します。
この記事が参考になるケース
- 80代男性。独居で通所日を忘れることがある。カレンダーを見れば予定を理解でき、電話で体調や都合を説明できる。
- 本人は「予定を確かめながら自分のペースで通いたい。」と希望している。
- 家族は「連絡が取れない時の対応を決めておきたい。」と考えている。
サービスの利用可否・提供範囲・医療的支援は、保険者、事業所、主治医等へ確認します。
本人・家族の意向の文例
本人の意向
おすすめ文例
予定を確かめながら自分のペースで通いたい。
家族の意向
おすすめ文例
連絡が取れない時の対応を決めておきたい。
第1表の文例
利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果
おすすめ文例
80代男性。独居で通所日を忘れることがある。カレンダーを見れば予定を理解でき、電話で体調や都合を説明できる。
欠席理由が体調不良か予定忘れか把握できない場合があり、本人が使える予定確認と不在時の連絡手順を組み合わせる必要がある。
本人と見やすい印を決め、帰宅時に次回予定を一緒に確認する。
総合的な援助の方針
おすすめ文例
本人がカレンダーで予定を確かめて通えるよう準備の方法を整え、欠席する意思も尊重しながら事業所・家族・ケアマネジャーで連絡が取れない時の確認順序と対応範囲を決めて独居生活の安心を支えます。
別の表現|短めにまとめたい場合
本人に合う予定確認と欠席時の連絡手順を共有し、自分のペースで通える安心を整えます。
第2表の文例
サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。
課題① 利用日を自分で確認したい。
生活全般の解決すべき課題(ニーズ)
利用日を自分で確認したい。
長期目標
予定を把握して通所を選べる。
短期目標
カレンダーの印を見て次の利用日を伝えられる。
サービス内容
本人と見やすい印を決め、帰宅時に次回予定を一緒に確認する。
課題② 休む時は理由を伝えたい。
生活全般の解決すべき課題(ニーズ)
休む時は理由を伝えたい。
長期目標
体調や都合に合わせて欠席を相談できる。
短期目標
休む場合に決めた連絡先へ伝えられる。
サービス内容
手元に連絡先を置き、本人が使える電話の手順を確認して欠席理由を聞き取る。
課題③ 連絡がつかない時にも備えたい。
生活全般の解決すべき課題(ニーズ)
連絡がつかない時にも備えたい。
長期目標
異変の可能性に応じて確認を受けられる。
短期目標
連絡の順序と共有する情報を本人が確認できる。
サービス内容
本人の同意を得て事業所の対応範囲と家族等の連絡順序を定め、緊急時の対応を関係者で共有する。
第2表の完成イメージ
上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。
※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
|---|---|---|---|
| 利用日を自分で確認したい。 | 予定を把握して通所を選べる。 | カレンダーの印を見て次の利用日を伝えられる。 | 本人と見やすい印を決め、帰宅時に次回予定を一緒に確認する。 |
| 休む時は理由を伝えたい。 | 体調や都合に合わせて欠席を相談できる。 | 休む場合に決めた連絡先へ伝えられる。 | 手元に連絡先を置き、本人が使える電話の手順を確認して欠席理由を聞き取る。 |
| 連絡がつかない時にも備えたい。 | 異変の可能性に応じて確認を受けられる。 | 連絡の順序と共有する情報を本人が確認できる。 | 本人の同意を得て事業所の対応範囲と家族等の連絡順序を定め、緊急時の対応を関係者で共有する。 |
通所介護のケアプラン作成ポイント
本人の生活目標から位置づける
サービス利用自体を目標にせず、本人が続けたい暮らし、役割、参加を確認します。
本人ができることを生かす
本人の能力と工夫を具体的に評価し、サービスによる代行や過介助を避けます。
関係者の役割を共有する
カレンダーの印を見て次の利用日を伝えられる。休む場合に決めた連絡先へ伝えられる。連絡の順序と共有する情報を本人が確認できる。 利用中と帰宅後の変化を本人・家族・職員で振り返ります。
文例を使うときのポイント
- 欠席をただちに異変と決めつけず、本人の選択と連絡不能時の確認を分けて計画します。
- 本人と家族の意向を分けて確認します。
- 体調・生活・サービス提供状況の変化に応じて見直します。
まとめ
欠席時は本人の意思と体調を確認し、連絡が取れない場合の確認順序を守ります。カレンダーの活用状況と準備の難しさを見て支援範囲を調整します。


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