要介護4の利用者では、移動・入浴・排泄・更衣などの日常生活動作に介助を必要とする場面が多くなり、転倒や体調変化への配慮もより重要になります。通所介護計画書では、介助が必要な部分だけでなく、本人ができることや希望する生活にも目を向け、残存能力を活かした支援内容を整理することが大切です。この記事では、要介護4の利用者を想定した長期目標・短期目標・サービス内容の文例を紹介します。
本人・家族の意向
本人の意向
家族と一緒に自宅で生活を続けたい。
家族の意向
必要な介助を受けながら、安全に過ごし、できるだけ今の生活を続けてほしい。
長期目標の文例
必要な介助を受けながら、住み慣れた自宅で安心して生活を継続できる。
現在の身体機能を維持し、安全に移乗や移動を行うことができる。
本人ができる動作を継続しながら、生活の中で自分らしさを保つことができる。
短期目標の文例
介助を受けながら、安全にベッド・椅子・車いす間の移乗ができる。
手すりや支持物を使用し、介助のもとで安定して立位を保持できる。
食事など自分で行える動作を継続し、現在の生活能力を維持できる。
サービス内容の文例
入浴・排泄・更衣など必要な日常生活動作への介助を行い、安全に過ごせるよう支援する。
移乗・立ち上がり・立位保持などの動作練習を行い、現在の身体機能の維持を図る。
本人が自分で行える食事や整容などの動作は見守りを中心とし、必要な部分のみ介助することで残存能力の維持につなげる。
まとめ
要介護4の通所介護計画書では、介助量が多いことだけに目を向けず、本人が現在できていることや続けたい生活を把握することが重要です。安全面や介護負担に配慮しながら、残存能力を活かした長期目標・短期目標・サービス内容を設定することで、本人らしい生活の継続につながる計画書になります。


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