ケアプラン文例【変形性膝関節症・買い物・外出】|休憩しながら店へ行く第1表・第2表の記入例

変形性膝関節症の痛みがあると、店までの歩行と店内移動が負担となり、本人が自分で商品を選ぶ機会を失うことがあります。

本記事では、本人が杖やカート、休憩を使い、無理のない範囲で買い物を続けるケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 店までの往復で膝痛が増し、帰宅時に荷物を持って歩くのが難しい。
  • シルバーカーで休憩しながらなら店内で商品を選べる。
  • 別居の息子は心配して宅配だけを利用するよう勧めている。

歩行距離、杖や歩行車の使用はリハビリ職等の評価を確認する。

利用者像の例

  • 72歳女性。変形性膝関節症で、一人暮らし。
  • 店までの往復で膝痛が増し、帰宅時に荷物を持って歩くのが難しい。
  • シルバーカーで休憩しながらなら店内で商品を選べる。
  • 別居の息子は心配して宅配だけを利用するよう勧めている。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

体調のよい日は店へ行き、自分の目で食材を選びたい。

家族の意向

おすすめ文例

外出の楽しみを残し、荷物と帰りの負担を減らしたい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

シルバーカーで休憩しながらなら店内で商品を選べる。

店までの往復で膝痛が増し、帰宅時に荷物を持って歩くのが難しい。 別居の息子は心配して宅配だけを利用するよう勧めている。

短い経路、休憩、荷物配送、体調不良時の代替手段を組み合わせる

総合的な援助の方針

おすすめ文例

本人の「体調のよい日は店へ行き、自分の目で食材を選びたい。」という希望と現在行えている動作を尊重し、短い経路、休憩、荷物配送、体調不良時の代替手段を組み合わせる。家族は外出を一律に止めず、荷物運搬と痛みが強い日の買い物を補う。歩行中と帰宅後の膝痛、腫れ、疲労、転倒不安を医療・介護職で共有し、体調や生活状況に合わせて支援方法を調整する。

別の表現|短めにまとめたい場合

歩行車と休憩を使い、荷物は配送等へ任せて本人が商品を選ぶ外出を支援する。家族は外出を一律に止めず、荷物運搬と痛みが強い日の買い物を補う。歩行中と帰宅後の膝痛、腫れ、疲労、転倒不安を関係職種で共有する。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① 体調のよい日は店で食材を選びたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

体調のよい日は店で食材を選びたい。

長期目標

無理のない方法で買い物を続けられる。

短期目標

歩行車と休憩場所を使い店内を移動できる。

サービス内容

家族や支援者が経路と休憩場所を本人と確認する。

課題② 荷物を持たず安全に帰宅したい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

荷物を持たず安全に帰宅したい。

長期目標

膝への負担を減らして買い物を終えられる。

短期目標

購入品の配送や家族への運搬依頼ができる。

サービス内容

ケアマネジャー等が宅配や家族支援を調整する。

課題③ 痛みが強い日は別の買い物方法を使いたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

痛みが強い日は別の買い物方法を使いたい。

長期目標

体調に合わせて外出と代行を選べる。

短期目標

外出困難時は注文や代行を依頼できる。

サービス内容

訪問介護等が本人の希望を確認して買い物を支援する。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
体調のよい日は店で食材を選びたい。無理のない方法で買い物を続けられる。歩行車と休憩場所を使い店内を移動できる。家族や支援者が経路と休憩場所を本人と確認する。
荷物を持たず安全に帰宅したい。膝への負担を減らして買い物を終えられる。購入品の配送や家族への運搬依頼ができる。ケアマネジャー等が宅配や家族支援を調整する。
痛みが強い日は別の買い物方法を使いたい。体調に合わせて外出と代行を選べる。外出困難時は注文や代行を依頼できる。訪問介護等が本人の希望を確認して買い物を支援する。

変形性膝関節症と買い物のケアプラン作成ポイント

本人の希望を確認する

病状だけで決めず、本人が続けたい生活と役割を確認する。

できる動作を活かす

実際に使えている方法や能力を計画へ反映する。

変化時の相談を整える

家族・サービス・医療職で観察項目と連絡方法を共有する。

文例を使うときのポイント

  • 歩行距離、杖や歩行車の使用はリハビリ職等の評価を確認する。
  • 家族の不安と負担にも配慮する。
  • 本人の体調と満足感を継続して確認する。

まとめ

膝痛がある人の買い物支援では、本人が選ぶ楽しみを残し、歩行と荷物運搬の負担を分けて支えることが大切です。

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