ケアプラン文例【通所介護・園芸・季節の楽しみ】|生活につながる第1表・第2表

庭仕事を中断して楽しみが減っているため、園芸の経験を生かせる工程を座位中心に選び、体調や天候に応じて調整する必要がある。 通所介護での支援を自宅の生活へつなげ、本人が何を続けたいかを軸に計画を組み立てます。

本記事では、園芸・季節の楽しみを扱う架空事例のケアプラン文例を紹介します。

この記事が参考になるケース

  • 70代男性。以前は庭仕事が趣味。長く立つと疲れるが、座って種の選別や水やりの量を判断できる。
  • 本人は「季節の花を育てる楽しみを続けたい。」と希望している。
  • 家族は「疲れすぎない範囲で好きなことをしてほしい。」と考えている。

サービスの利用可否・提供範囲・医療的支援は、保険者、事業所、主治医等へ確認します。

本人・家族の意向の文例

本人の意向

おすすめ文例

季節の花を育てる楽しみを続けたい。

家族の意向

おすすめ文例

疲れすぎない範囲で好きなことをしてほしい。

第1表の文例

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

おすすめ文例

70代男性。以前は庭仕事が趣味。長く立つと疲れるが、座って種の選別や水やりの量を判断できる。

庭仕事を中断して楽しみが減っているため、園芸の経験を生かせる工程を座位中心に選び、体調や天候に応じて調整する必要がある。

職員が道具の位置と作業場所を整え、本人と扱いやすい工程を選ぶ。

総合的な援助の方針

おすすめ文例

季節の花を育てる楽しみを続けられるよう、職員が本人の園芸経験を聞いて座ってできる工程や道具を整え、体調と天候に合わせた休憩を挟みながら成長を仲間や家族と共有できる機会を支えます。

別の表現|短めにまとめたい場合

園芸の経験を生かせる作業を選び、無理のない姿勢と休憩で季節の楽しみを継続します。

第2表の文例

サービスを利用すること自体ではなく、本人が望む生活を続けられることを目標にします。

課題① 花を育てる仕事をしたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

花を育てる仕事をしたい。

長期目標

好きな園芸に継続して関われる。

短期目標

座ってできる工程を一つ担当できる。

サービス内容

職員が道具の位置と作業場所を整え、本人と扱いやすい工程を選ぶ。

課題② 疲れをためず楽しみたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

疲れをためず楽しみたい。

長期目標

その日の体調に合う活動量を選べる。

短期目標

疲れを感じたら休憩を申し出られる。

サービス内容

天候や本人の状態を確認し、室内での種選びや観察へ変更できるようにする。

課題③ 育った花の話をしたい。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

育った花の話をしたい。

長期目標

趣味を通じて人との関わりを持てる。

短期目標

花の変化を仲間や家族に伝えられる。

サービス内容

本人の希望に合わせて写真や記録を用意し、経験を紹介できる機会を設ける。

第2表の完成イメージ

上の文例をつなげると、実際の第2表では次のような形になります。

※表は全体のつながりを確認するためのものです。文章をコピーするときは、上の各文例にあるコピーボタンを利用してください。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
花を育てる仕事をしたい。好きな園芸に継続して関われる。座ってできる工程を一つ担当できる。職員が道具の位置と作業場所を整え、本人と扱いやすい工程を選ぶ。
疲れをためず楽しみたい。その日の体調に合う活動量を選べる。疲れを感じたら休憩を申し出られる。天候や本人の状態を確認し、室内での種選びや観察へ変更できるようにする。
育った花の話をしたい。趣味を通じて人との関わりを持てる。花の変化を仲間や家族に伝えられる。本人の希望に合わせて写真や記録を用意し、経験を紹介できる機会を設ける。

通所介護のケアプラン作成ポイント

本人の生活目標から位置づける

サービス利用自体を目標にせず、本人が続けたい暮らし、役割、参加を確認します。

本人ができることを生かす

種の選別や水やり量の判断は本人の経験を生かして任せ、職員は重い鉢や水の運搬、座って手が届く配置を支援します。立つ時間を増やすことを優先せず、体調や天候が合わない日は室内の種選びや観察へ切り替えます。作業を完成させる役割だけでなく、育て方を仲間へ伝える役割も本人に相談します。

関係者の役割を共有する

本人が選んだ工程と判断した内容、職員が運搬などを補った範囲、作業時間と休憩を記録します。楽しめたかに加え、帰宅後や翌日に疲れが残らないかを家族へ確認します。作業量が増えても本人の楽しみが減る、疲労が残る場合は、工程や道具・実施場所を見直します。

文例を使うときのポイント

  • 作業量よりも、本人が選んだ工程・楽しみ・翌日への負担を確認します。
  • 本人と家族の意向を分けて確認します。
  • 体調・生活・サービス提供状況の変化に応じて見直します。

まとめ

園芸は本人が選んだ工程、姿勢、作業時間、疲労を確認します。天候と体調に合わせて道具や休憩を調整し、無理なく季節の楽しみを続けます。

関連するケアプラン文例

コメント

タイトルとURLをコピーしました